PS4版 『餓狼MARK OF THE WOLVES』 レビュー
旧SNK末期の名作。餓狼伝説シリーズの現時点における最後の作品。今もなおゲームセンターで大会が行われる根強い人気を誇るが、続編なんてものはなかった。「お?続編きたか?」と思ったらサムスピでした。
80点
長所
- 格闘ゲーム屈指のドット絵
- 優れたゲームシステム
- 快適なオンライン対戦
- 統一されたコマンド
- セールで500円になっちまうんだ
短所
- どうしても筐体とは操作感が違う(仕方がない)
- あまりにも不便なトレーニングモード
- 何故か発売当初はストーリーが英語表記だった
- 一部凶悪なキャラ達
総評
快適なオンライン対戦があるのは嬉しいものの、逆に一人でじっくりトレーニングをしたいという人にはちょっと残念な移植。レコーディング機能がないってマジ??
ゲーム自体は評価が高い。フェイントキャンセルやジャストディフェンス、ガードキャンセル、TOPなど攻守においてバランスの取れた仕上がりになっている。
旧SNK最高峰のグラフィックも本作の魅力。
このゲーム、ほとんどのキャラが三種の神器コマンドで統一されているので、色んなキャラクターに慣れやすいというのも隠れた長所。溜めキャラも一人いるけど、アレは溜めキャラであって溜めキャラではないような奴である。(何言ってんだコイツ)
ゲームセンターの筐体とは操作感が違うので、本作の感覚でゲーセンに乗り込むとてぇへんな事になるかもしれない。
とりあえず安いし、餓狼MOWをやりたい人は本作をPS4かSteamで。